巨大な工事って萌えますよねぇ、、、(*^ω^*)
うちのビデオの中身には、、、このブログみたいに雑多(^^;)
のようでいて、実はえらく偏っているようです、、、(・_・)
大きく分けると、街(一番の好物かな)、雄大な自然(特に山)、ドキュメンタリー(特に工事もの)、宇宙(科学的なのね)、映画(ジャンルはバラバラ)でしょうか。
生き物とか怖い映画とかはあまりないかも。恋愛ものもないね(^^;)殆ど。
で、録ってからかなり時間が経ってから見るものが大半です。
録ってる時間と、見る時間がアンバランスなのでたまる一方なわけで。
そのあげく、見ないで消しちゃうものも多々あるという悲劇。ではなくて喜劇(^^;)
そんなことだから、私の趣味はビデオ鑑賞、ではなく、テレビを録画すること、、かも。
本末転倒ですな。
でも、時間をおいてから見ると、タイムマシンで過去に戻ってその時を見てるような思わぬ発見があったりする、みたいなことが? まずないけど(・_・)
そんな中見たのは、
NHKスペシャル 東京リボーン 第3集「輸送革命 果てなき欲望との闘い」
録画したのは2019年12月22日(^^;)去年の暮れですな。でも、ほんの2ヶ月前じゃん。
世の中には知らないことが沢山ある。
と言うより、知ってることは殆ど無いと言うことだ。
埋め立て地と都心を結ぶために、有明に海底トンネル作ってるというのは、だいぶ前に聞いたことあったけど、オリンピックに間に合わせるように作ってたんだとは。
工期が10年程度かかるものを3年ちょっとで作っちゃえと言う、これがまたなんとも。
しかし、このトンネルを作る本当の目的は、オリンピックのためではない。
国立競技場も、芋虫デザインでゴタゴタした後に、くまさんのデザインで落ち着いて、これまた突貫工事で完成させた。工事関係者が亡くなったりしたね。
くまさんはそれ以降沢山の仕事されてますねぇ。うっはうっはでしょう。
山手線の新駅。名前が物議を醸したのは設計者の責任ではありませんが、これまたくまさんのお仕事。
ところでトンネルの話。
東京湾は水深が浅いもんだから、海底を掘らないで箱をいくつも沈めて海底において繋いじゃうと言う工法。
記憶が正しければ、大井ふ頭とお台場の間の海底トンネルもそうじゃなかったかな。
あ、映画「シン・ゴジラ」で第一形態が壊したアクアラインのトンネルは、海底を掘って作ったやつです。
それをちゃんと並べておくのもすごいけど、最後の最後の調整でズレをはかってるのが潜水士の方のお仕事だというのは驚きました。
長さが100メートル以上あるでっかい箱を沈めながら、そのそばで視界が30cm!しかない海の中で仕事をするなんて。それも、設置場所の誤差が数センチメートル以内に納めるなんて神業以外の何物でもない。
でも、そんなすごいことも、普通の生活をしている私たちに知る由もない。
このトンネルは、まずはオリンピックの会場となる湾岸地域の競技場へ関係者専用の道路として使われるが、ホントの役割は、これまた新しく作られるコンテナ埠頭と各地を結ぶための動脈(なんだけど、意味合いとしては高速道路の取付道路的かな)として使うためなのだ。
このプログラムの本当に言いたいことは、今までよくある日本の技術信奉、プロフェショナルを讃える、という単純なことではないのがちょっと変わってて良い。
東京港に既にあるコンテナ埠頭が破滅的になっていることに触れる。
船からおろされたコンテナを運ぶ車、載せるためのコンテナを運ぶための車、その車達で道路があふれかえっている。
ドライバー達はその渋滞の為に数時間も!待たされることがあるのだそうだ(゚o゚;;
コンテナを扱うクレーン(キリンの首みたいなやつ。ガントリークレーンと言うのだそう)のオペレータさんのこれまた神業的な作業。
50メートルの高さのオペレータ席から、クレーンを操って一つずつ一つずつ、取り出しては積んで、トレーラーからはずして船に積んで、、、、それの永遠とも思える繰り返し。
私には絶対に「ム~リ~!」
だって、席に座れないもんね。高所恐怖症だから(・_・)
それはさておき、なんでそんなことになるのかと言うことだよね。
なんでそんなにあふれるほどの荷物を受け入れるのか、受け入れなくちゃならないのか。
だって、要望があるから商売だから経済活動だから、やるんだよ。
下ろせないなら、ふ頭を作れ。
渋滞するのなら道を作れ。
って事なのか?おいおい。この狭い東京で?
なんでも、コンテナは行き先毎に最適化してあるから、必ずしも荷物が一杯入っているわけではないんだと。
荷物を一杯入れて、現地に着いてから仕分けして積み替えると、場所も人手も沢山かかって合理的ではないからか。
それって、合理的かも知れないけど、壮大な無駄だよね。
空気を運ぶために、船も車も油を燃やして空気を汚しながら経済活動やってるわけだ。
とは言え、ふ頭もトンネルも作られる。私たちの欲望という名の経済活動のために。
ただ、それはいつか破裂する風船のように見えてしまうんだが、、、、